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小林私
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鱗角
Lyricist:小林私 Composer:小林私
涙さえも凍てついた日々が来ないように
意思を消す部屋に一人きりは嫌だし、 畳まずに干したままのシャツの襟はよれたままで 待っても共に移ろいだ靴の底は薄く、 とうに何処へも行けやしないのに 洗いざらした輪郭に触れ、触れる
涙さえも凍てついた
日々が来ないようにと 咲った花を愛でるような柔い乱暴を湛えた その鋭い爪が、誰にも届かぬように Find more lyrics at ※ Mojim.com 僕が必ず、壊さなきゃ
ほどけてもつれる布のように不可逆なテセウスの船に乗って 僕は未来を歩んでみたいと 願えば願うほどそれは遠ざかるものだ
雨垂れが穿つ石の穴に、 暮らす日々の花を手向けるまで
この涙さえも無意味に消えた 泣いていただけ、あの忌み嫌った弱さを二度と許さない 甘い菓子ひと呑みにするような無邪気で眩い目の光と 鋭い爪や、傷に触れる鱗や角が、誰にも届かぬように 僕が必ず、僕が必ず壊さなきゃ
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