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Syrup 16g
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遁世(白昼夢ver.)
Lyricist:宮本浩次 Composer:宮本浩次
これから先は死ぬるまで 表へ出ないでくらす人。 たまに表へ出るときも タバコと散歩に日をつぶす。 働く妻の横顔に力のぬけた目を向ける 鳴るのはテレビの音ばかり…。
「生活」無き身のはかなさは くるむふとんの温かさ ゴロリと寝ころぶ頭上には 積み上げられた本の山 苦しみ無き身のむなしさよ 浮かぶ未来は苦しげで…。
コツコツ鳴ってる火鉢を間に 誰かが俺に聞いている 「お前はなぜに引きこもる?」 俺は何も答えずに 引きつる笑顔を向けていた。
これから先は死ぬるまで 表へ出ないでくらす人。 コツコツ鳴ってる火鉢を間に 誰かが俺に聞いている 「誰の調子は何うなんだ?」 Find more lyrics at ※ Mojim.com 「寄生虫にやられてる。」 「お前に女は必要か?」 「ペットのようなら飼ってもいい。」 「車に乗って出かけよう。」 「俺はふとんで寝ていよう。」 「それじゃテレビを見るとしようか?」 「悲しすぎて見てられぬ。」 「お前は何が欲しいのだ?」 「夕陽に浮かぶ富士の山。」 「お前はなぜに生きている?」 「小さな花を見るために。 小さな花を見るために。」
歌を誰か知らないか? つまらぬときに口ずさむ、 やさしい歌を知らないか? 金のために何をする? 女のために何をする? 人のために何をする? それでお前は何処へ行く? それで俺は何処へ行く。 ラ・ラ・ラ…。
どうだ貴様もくらさぬか? 俺と一緒に寝てくらそう。
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