Album songs:
Album Intro:
元P-モデルのギタリスト、平沢進の2枚目のソロアルバムである。 マッド・サイエンティストをテーマに、人間を突き動かすロマンを歌いあげている。コンピューターを駆使したサウンドは、平沢がすべてを作りあげている。そのなかには、アンデス民謡やカントリー&ウエスタンなど、バラエティに富んだエッセンスが詰め込まれている。綿密に組み立てられながら、どこか歯車が狂ったそのサウンドは、まさしくマッド・サイエンティストにふさわしいといえる。 ロックにはまだまだ大きな可能性があることを示した問題作だ。そのロマンを追う平沢こそ、真のマッド・サイエンティストなのだと思う。
|